伝染性膿痂疹は黄色ブドウ球菌や溶連菌などの細菌感染によって引き起こされる皮膚の炎症です。
擦り傷や切り傷から細菌が感染することで発症し、誰にでも起こり得る病気ですが、
小児や免疫力が低下している人がなりやすい傾向にあります。
感染経路は接触感染のため、日常生活で注意しなければなりません。
日常生活では、下記の3点に心がけるようにしましょう。
・患部を触らない
・皮膚を清潔に保つ
・タオルを共有しない
伝染性膿痂疹は接触感染するため、タオルを共有することで、細菌が他の人にうつる可能性があります。
患部を触った手を介して、症状が触れた箇所に広がることがあるので、
患部に触らないように注意しましょう。
細菌を減らすため、入浴して皮膚を清潔に保つことも重要です。石鹸の泡が残らないように、
しっかり洗い流すようにしましょう。
基本的な治療は、抗菌薬による薬物療法となります。
名古屋には、伝染性膿痂疹に専門的な知識をもっている皮膚科医が数多く在籍しています。
放置することで他の病気を併発することがあるため、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。